「怠惰」なんて存在しない 終わりなき生産性競争から抜け出すための幸福論
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表向きはどうあれ、本質的に自分は怠惰で無価値だ。
怠惰な自分を克服するために、いつも一生懸命頑張らなくてはいけない。
自分の価値は生産性で決まる。
仕事は人生の中心だ。
途中でやめてしまうこと、頑張らないことは、不道徳だ。
人の価値は生産性で測られる
自分の限界を疑え
本質は搾取
「怠惰のウソ」は資本主義と、特定のキリスト教の宗派に由来し、勤勉にすれば救われると説くものだ。
根深いsta.icon
ADHD当事者は、熱意いっぱいで案件を抱えすぎる傾向があり、現実的な時間の割り振りができないために、疾走した挙げ句、いきなり電池切れを起こしやすい。
怠惰を許してくれないクソな職場ではどう立ち回るか
「本当に病欠が要るのかと上司に言いくるめられないよう押し通すわよ。口頭じゃなくメールで病欠 の連絡をする。はぐらかされたら、『病気の私に出社するよう要求しているんですか?』って返信す ればいい。部下の病欠を認めないのは違法だと上司はわかってる。だから、『それ、私だって知って ますよ』ってにおわせるわけ」
やりすぎだと思う人もいるだろうが、上司の過去の言動を考えれば理にかなっている。 仕事に生活を侵食されないよう一線を引くプロセスが、自分一人で完結できればよいが、現実には、 過重労働へのプレッシャーの多くは外側から来ている。 管理が不適切で超過労働が起きている状況では、使える法令や規制は何でも利用して、自分の権利 を守るしかない。会社の方針や規則の変更を勝ち取るために、同僚と団結すべき場面もある。 マック スはこれを実行した。数カ月が過ぎても問題がなくならないので、同僚とメモを共有し、「上司は管 理業務ができていない」と上層部に提示したのだ。 これも、ゆとりのある業務スケジュールが組まれ る契機になった。
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見える場所、記録される場所でやりとりする
上位上司やその上、あるいは第三者部門など外を巻き込む
8hも集中するのは無理
人間はそんな風にはできてない
遊動的なので臨機応変が必要で、生物的に注意力が浅いsta.icon
仕事を減らす具体的な方法3
1 裁量を勝ち取る
裁量とモチベーションに強い相関がある研究結果などをぶつける
フレックスやリモートワークの選択肢を求める
ワクワク仕事を取りに行く、必要なら雇用主などへのプレゼンとかもする
2 仕事にかけた時間ではなく、質を重視する
本書では「朝一番からメールやチャットをチェックしてたのを一番重要な執筆に切り替えた」例も書いてある
質を上げるために何を捨てる、後回しにするsta.icon
3 「仕事と私生活の干渉(WHI)」のループを断ち切る とりあえず疑問投げかけてみろ、単に無自覚だったパターンもある
が、尊重されない場合、その職場から去るしか選択肢がないことも多い
人生ゲーム化にご用心
プライベートでも何でも記録、公開、比較されがち
勝負から下りていいsta.icon
「味わう」
イベント前にワクワクして、イベント中はちゃんと楽しんで、イベント後も余韻を楽しむ
達成欲に取り憑かれた仕事人間の私たちは、一日中マルチタスクをこなすことを求められて、おいしい食事や、輝く夕陽、近所の散策などを心置きなく堪能することはできない。
すべてに詳しくはなれないし、世界の問題も解決はできない
情報の摂取を制限する
ニュースは見ないか、見ても見出しだけにする&本文は重要なの一つだけ選んでそれだけ読むとか
コメント欄は相手にするな
俺もやってるよな、一字一句見つつ引用してちゃんと噛み砕く感じsta.icon
疲れる人間関係はそのままにしない
特に親しい相手だと態度変えても相手はすぐに変わらない
粘り強く付き合い続けるか
ロールプレイするか
「親には出張だと言って、ステファニーとキャンプに出かけたこともあるよ。仕事を言い訳に断れば、両親は怒ったり傷ついたりしないからね」
「別に太っててもよくね?」
「痩せる必要なくね?」
「太ってても自分は自分や」
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別に怠けてもいいし、生産性至上はつくりだされた宗教でしかない
宗教レベルで染み付いてるので意識的に抗っていかねばならぬ
本当に思ってる以上に染み付いている
英雄譚も全部「勤勉でひたむきな男が強い意志を持って自力で成功する」モデル
なろう系はある意味カウンターになるかもなぁsta.icon 努力レスでチート手に入れて勝つ
頭が働かないとかなんか異常出たとかは「サイン」なので休め。休め。
が、生産性競争にとらわれてると休めない
燃え尽きて鬱になったりする
自分が怠惰を忘れないのはできるにしても、自分に根付いてる生産性至上を他者に押し付けないようにもしたい
仕事と生活を線引きできない人、結構多そうだなぁ
本書は米国向けだけど、日本でも多そうだなぁと感じた
プライベートでも仕事のチャットをチェックしちゃうとか
チェックしなくても済むように立ち回らないとか
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reviews
怠惰を擁護する中で、人間が能率的に働くためには適度な休息が必要であり、怠惰と見なされるような労働者の行為は、生産性の高い労働には必要不可欠なものであるとしている。しかしこれは、高い生産性の手段として怠惰を擁護しているだけであり、
たしかに。生産性の高い労働をするための手段、としての怠惰の域を出ていない
一体私たちはどうすれば休めるのだろう?ただ著者は仕事を減らすことを勧めるだけである。
本質ではある
とにかく仕事を減らさないと始まらないンゴsta.icon
タスク管理とかでどうこうできるものではない
仕事を減らすための干渉(盤外戦)をしなければならない
嫌われてでも。刺し違えてでも。
もちろん仕事が少なくて済む場所に移るための努力、行動も。
そしてこれは現状にただただ耐えるよりも苦しいことsta.icon
結論としては、この本には何の力も無い。この本が目指すような目的を達成すること自体ができていない。読者はこの本から何も自身の糧となるような学びを得ないだろう。ただ「恵まれた」著者の経験と意見が述べられているに過ぎないという印象だ。
そういうものか
怠惰を手に入れるためにじゃあどうしようかとは考えないのかな
もしかしたら自走する力がないのかもしれない
持っている俺もまた恵まれた側なのかもなぁsta.icon*2
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2024/06/14 読み終えてる
2024/05/28 55%
Facebookはしばらく活動してないと自分の投稿が見えづらくなる
毎日使わないといけない的な圧がある
へーsta.icon
怠惰のウソから抗うために裁量を手に入れることを強調
リモートも肯定している、うんそうだよねーsta.icon*2
2024/05/25 ?%
瞑想と同様、何も考えない行為として挙げられていたが、ちょっと違うかな
まあアナログで書くとそれだけに集中できるってのはあるけども(むしろBujoも言うようにそこが大きいか?)
たぶん「言語化されず認識もできないままモヤモヤ持ち続けて無限に疲弊する」からの解放効果があるんだろうなぁ
なのでアナログである必要はないはずsta.icon
プライベートなこともなんでも書けることを強調
大事
書いた後は捨てる
大事
残すと読み返す度に思い出されてうざいこわい
俺みたいな記録魔はこの「もっておきたさ」をミニマイズしないといけないんだよなーsta.icon
まあ繊細な人は繊細な人でそもそも「思い出したくもない!」となって向き合うハードルが高いんだけど
どっちもどっちか
リモートから出社への回帰も資本主義的搾取なのかなぁと思うなどしたsta.icon*2
集まれば社会欲求を満足させられるので「麻痺させられる」
し、現にそれで満足してるリーマンが腐るほどいる
より上手い方法論や仕組みや概念を学ぶ試すつくることから目を背けて、やっぱ顔を合わせないと仕事はできないよなどとほざく
そうじゃねぇ、それも必要だが「手段の一つ」でしかないんだよ、なんならもはやメインですらない(仕事にもよるけど)
要するに仕事ごっこやねsta.icon
賢い経営者達がそんなこともわからんわけがない
or もしわからないのだとしたら俺が思ったよりも天才(というよりずっと考えてきたからただの努力だが)なだけだなsta.icon
あるいは単に自分が「バリバリ働くタイプ」「対面口頭でリアルタイムにスピーディーにやるタイプ」だからそのやり方を神聖視しているだけかも
で、こういう人達は持て余しの恐怖を知っているので「いやリモートだとサボるよね?」と考える
2024/05/24 25%
怠惰のウソ
日本はまた違いそうだが、アメリカはひどそうだなぁと思いながら読んでたsta.icon
なんていうか井戸端の毎日タスク過多でへろへろになってる人達がマジョリティのように見えるレベル
ちゃんと気分転換になってるという話
仕事だと禁止されがち、罪になりだちだが、仮にこれを防止させても、人はまた別の気分転換手段を見つける
だらだらしちゃうのは休めのサイン
休めばいい、だらだらすればいい、怠惰になればいい
結局運ゲーなのかもなと思ったりしたsta.icon*2
成功者も所詮は運
Matzもそう言うてたやろ
Matz「運が良かっただけです」
でも立場上許されないからもっともらしいこと色々言うてるだけ
頑張らないと掴み取れない掴み取れない掴み取れない掴み取れない!って思考がすでに陥ってるんだろうなぁsta.icon
俺ももっと肩の力抜いてテキトーに遊ぼうって思いながら読んでたsta.icon